あなたは、人に相談されることが多いですか?
わたしは、ただの主婦でカウンセラーではありません。
ただ、時々 相談をされることがあります。
しかし私は、人の悩み相談の話を聞く事が難しいと感じています
何故かというと、自分の事のように感情移入してしまい。
その結果疲れるからです。
それだけでも、人の話を聴くという行為は、簡単そうで意外と難
しいのです。
また、プロのカウンセラーさんのように訓練は受けていません
し、知識も不十分ですね。
そして、問題なのは、近しい人同士の内容だったりする場合です。
間に入ってサンドイッチ状態になります。
悩んでる本人は、そんな事など想像もできないのでしょう。
今日は、相手の話を聞くときの、自分を守る方法をお伝えしま
す。
話を聞くときの聞く側の条件は?
・自分の時間や体調に余裕がある時
・他の人の多くの批判がないこと
・物理的に距離を取れる場所で時間を決める
・相手の都合だけでなく、自分の都合も考慮する。
相手が悩んでいると、何とかしてあげたいと思うことはとても尊
いことです。
しかし、私の苦い経験で、自分を後回しにして、人を優先する
ことがありました。
相手が希望すれば、夜でも家族を放っておいて、話を聞い
たこともあります。
後に考えたら、翌日でも電話でも良かったのでは?と感じまし
た。
こんな風に人に合わせる行為は
まさに、他人軸になっていたと振り返ります。
また、距離や時間ですが、自分のように感情移入してしまうの
で、物理的に大きなテーブル越しに話を聞くようにしています。
特に時間は、区切らないとかなり長時間になることも!
聞く側も、休息しなければ話を聞く余裕など持てません。
人の批判については、確かに相談の中ではそういう局面もありま
す。
しかし、他の人を批判するだけでは何も変わりませんし
聞いている側も、身近な人の事ならば、偏見を持ったりと悪影響
また、話している人の主観だった場合も否めません。
まして、人の批判に共感してしまえば自分自身も同等になります。
相談をする人の要望は?
1肯定して聞いてほしい。
2自分の味方になってほしい。
3自分は間違っていないと共感してほしい。
4心底それを解決したくて、情報が欲しい。
おおざっぱに4点に絞りましたが、相手の相談内容が
まず、何を求めているのか?考えます。
物事は、一人では、見えない部分も多々あります。
片方の話だけを聞けば、相手方の想いや経過が分からない。
客観的な意見が欲しい場合もあります。
1~3、と感じる場合は、ただ「そう思うんだね」と聞きます。
4、聞いた限り本当に解決したい様なら
どうしたいのか本人に聞き解決策が自ら出てくれば幸いです。
*私自身経験あることならアドバイスしたくなりますが、それで
失敗したこともあります。要は押し付けの意見になる場合も!
その内容が相手にマッチするとは限りません。
積極的なアドバイスは、控えた方が安全ですね。
「あなたのアドバイス通りにしたら逆に悪化した」となれば
目も当てられません。
子育てと同じく、自分で最後は決めて自分で責任を取るのが一
番だと私は考えます。
また、残念ながら一方通行の愚痴となって終わることも多い。
特に愚痴になる場合は、時間を決めて聞かないと。自分の時間が
無くなりますのでご注意を。
過去に鬱病になったママ友の話を聞く機会がありました。
数人のママ友と一緒に、重い身の上話でした。
その時に、どう声をかければ良いのか本当に悩みましたね。
そのママ友は、今思えばモラハラでは?という家族との関係性を
私たちに話してくれました。
彼女は心療内科で、友人にも話を聞いてもらうように、アドバイ
スされていたようです。
私自身は彼女の事を十分に理解できていたか振り返ってみると、
おそらく十分には理解に至ってなかったと感じます。
当時は、相手の話に、同調して、あたりさわりのない慰めて終わ
り、私自身ぐったりしてしまいました。
話すことで、彼女のパンパンに張り詰めた心の風船が、多少の隙
間ができればありがたい事です。
特別話を聞いたことで、当時は何も解決しませんでした。
その数年後、彼女は離婚をしました。
協力してくれる親族を介して、彼女自身が行動して解決に向かった
のです。物事の解決は行動が必要だと思い知りました。
今後は、人の相談には、客観的に内容を受け止めて
まとめて言葉にして本人に、「こういうことだよね」と返す。
相手が冷静になってから、どうしたいのか?
本人が何が重要なのかを確認することをしていければと思います。
まとめ
人からの相談の聞き方を、過去・未来の自分へ向けて、まとめて
みました。
結局、人に寄り添う気持ちが大切なのかもしれませんね。
また、人を通して自分の課題に向き合っているのかもしれません
しかし、その為に一番重要なのは、相手と自分を大切にした上
で、客観的に相手の話を聞く必要があります。
自分を置き去りにしては疲弊してしまうのです。
お互いが尊重される関係ならば、人間関係も苦痛なく続けていけ
ると考えています。
また、聞く余裕がない時には、思い切って
「今日は無理だから今度話を聞くね」
と断る姿勢も重要かもしれません。
そのうえで、人の相談になることでお役に立てるというのは
「人を助ける」ことが「自分を助けている」のかもしれません。
または、その行為によりお互いに成長しているのかもしれませ
ん。
最後まで読んで頂きありがとうございました。