「カルローズ」、業務用スーパー購入、食した感想・気づき

こんにちは、とびおばブログ管理人です。

先日スーパーに行くと、米売り場に米が積み重ねられている光景を見てほっと安堵しました。しかし、値段は高いですね。

今まで、 お米の購入を5㎏でしたが、1週間で消費してしまいます。

そこで、数日前に業務用スーパーで、唯一の10㎏の米、アメリカ産「カルローズ」の米を購入してみました。

食べてみると、やや歯ごたえあり、あっさりしていて、タイ米よりは、日本の米に近い印象でした。

本日は、アメリカ産「カルローズ」はどうなの?のお話です。

食べた感想と水加減、気を付けた方が良い点をお話します。

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食べてみた印象・家族の感想、水加減、注意点

良い点悪い点
味は思ったよりましだった
食べれる。
独特の香りが時々、フッと来る
味はまあまあ(3人)食感がかたく違和感がある
あっさりとしている冷ご飯になるとビチャッとくっ付いている感じ
歯ごたえがある(2人)チャーハンにはぴったりだと思う。米の味があっさりしすぎている
水分の多いおかずや、調味料をしみ込ませる料理、かれーや酢飯などにはぴったり。普段の水加減だとご飯が固く感じる。
甘みがある米の粒が一つ一つ立っていない

という反応でした。

家族の反応としては

条件付きでなら、今後も購入しても大丈夫だという感想でした。

私自身は、米農家の出身ですが、米の味にこだわりなどなく、白米のままでも全く問題ない味だと感じています。

逆に慣れていないので、違和感があるのかとも感じています。

しかし、味にこだわりや、日本米の甘みや粘りを望むのなら、やはり値段を出して国産米を選んだ方が無難です。

*毎日、カレーやピラフ・パエリヤや丼ぶり、炊き込みご飯、そばめしなど

かえって食費高くなる?かも思いましたが、材料を身近なものに変え、食材を沢山使わなければ、可能かもしれないと考えています。

とりあえず、今残っている米に対して、米に合わせたメニューを考えたいと思います。

本日は、早速、丼に、明日は家にある材料でちらし寿司にと考えています。

米の水加減

1.0倍だとアルデンテ、1.5倍だと軟飯になり、1.3倍だと、程よい柔らかさがあり、やや硬くも感じるという結果でした。

注意点

炊飯してから、12時間保温していると、アルデンテを超えて、そのまま食べるのは難しい感じになりました。

*炊飯して、余ったお米は冷凍保存をお勧めします。

水多めで軟飯状態になれば、チャーハンを作ると、米粒が壊れ、ベチャっとした状態になります。チャーハンなどは、水少なめで炊飯した方がいいようです。

「カルローズ」について、今後の米の価格はどうなるのか?米不足のこれからは?

「カルローズ」はもともと業務用として日本に輸入されています。

米の袋の説明文

「約600項目の残留農薬安全性検査に合格した安全なお米です。中粒種ですので日本のお米に比べ少し眺めです。食感が軽く・歯ごたえが良く・美味しいお米です。水加減はお米の1.2倍で炊飯するのがおすすめです。」

写真左が「コシヒカリ」       写真右は「カルローズ」

袋の説明のように少し細長い粒ですね。

9月も月末になり、米はお店に並ぶようになりました。

それは政府の説明と一致します。しかし、値段は高いままです。

確か7月くらいまでは、国産でも10㎏ 今の価格よりも1500円は安かった記憶があります。

米がスーパーから消えたときの報道で、「海外に米を輸出することは法律上止められない……」と話していました。

備蓄米も出さないし、新米が出れば落ち着くと言われました。

落ち着くまで、一店舗20袋位程の入荷で、朝から並んだり、夕方探して見つけて購入したり、ネットを探して何とか手に入れるという状態。

その後、数週間して、10㎏の米を見つけたのはアメリカ産でした。

今回の米は、日本の品種と他の品種を掛け合わせた米です。

アメリカ産のお米はもともと業務用として日本に輸入され外食

国産の10㎏米の値段に比べるとかなりお得な価格でした。通販でも取り扱われている米だが、パッケージも値段も違い、業務用スーパーの「カルロース」がお安かった。

また、今後もこのように異常気象での米の購入困難や高額になるのか心配になりました。

そこでネットニュースでいろいろと調べると、参考になる事がありましたので、下記に記者の佐藤さんの記事を引用させていただきます。

”「米不足の原因としては、猛暑などもありますが……政府の米から他の作物への転作を促すなどの政策で5年間で60トン以上、減っています。」”

出典:NHK 仙台放送局 NHK先代WEB特集 ”コメ不足”なぜ?新米の価格は?より

2024年9月12日 仙台放送局 記者 佐藤 俊一氏

“コメ不足 ”なぜ?新米の価格は? | NHK

今までの生産者の減少や他の作物への転作や農家の燃料や肥料などの価格高騰。米の輸出量の増加、猛暑などの天候不良など、沢山の原因が重なっています。

私自身も米農家の出身ですが、親が亡くなり、誰も田畑を継承しないままです。

単に、時期が過ぎれば改善というのは一時で、今後も政府の政策や生産者の減少を考えると、来年の秋にも起こり得る事だと考えています。

なので、輸入米に少しでも慣れていれば、今後も米が高騰した時に助かるのではないかと……。

また、例え値上がりしたとしても、小麦などの他の代用品を使っても、結局、お米の方が割安となるとも考えられます。

お米作りに子供の時に関わった側からの意見ですが、農機はとても高価で、高級車が買えるほどの値段です。

人手が少ない農家では特に機械を利用しなければ、かなり作業に時間がかかります。

トラクターで土を掘り返し、種まき機を使って米の苗を育て、田植え機、稲刈り機と沢山の機械と燃料が必要です。また、肥料や農薬散布でも機材が必要。

なので、NHKの記者の方の書かれているように、米作りにも費用が必要ですので、お米が低価格だと農家も疲弊するのは想像できます。

しかし、一方で外国に日本米を輸出量を増やし、外国米を輸入して日本の米より安く販売されると、生活費が余裕がない人々が自国米を買いにくくなります。

他の商品の物価上昇と急激なコメの上昇、何もかも高くなってきているという一人の消費者の感想です。働いている世代でもそう思うのです。

年金生活の人の米の高騰の買い物での映像を見ると、大変ではないかと感じました。

農家の人々の生活と消費者の人々の生活どちらもwinwinになることが理想ですが……。

来年度も同様のことが起こらない事を祈るばかりです。

まとめ

「カルロース」は水の加減や料理方法を工夫すれば、食べられました。癖のない部分を活かせば、料理によってはとても美味しく食べられます。

しかし、日本米の、独特の風味や甘さ粘りにこだわりがある方は日本米を選んだ方が良いです。

ただし、今後も米の流通に影響がある可能性があれば、外国のお米に食べ慣れていれば、助けになるかもしれません。

主婦は、素材を生かして、料理して、家族にお腹一杯になってもらうことが使命だと思っています。(大袈裟ですね)

これから、農家も消費者もお互い笑顔になる方法が見つかることに期待します。

最後まで読んでいただき有難うございました。

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