千切り大根(切り干し大根)は、非常食にも活躍する?!自宅で切り干し大根も

こんにちは、とびおば管理人です。

今日は、結局買い物に行きそびれて、何かサラダのような一品が欲しい時、「千切り大根」を発見!

これをさっと洗って、サラダで一品追加しました。

最近は生野菜も高価なので大変助かります。

という事で、千切り大根(切り干し大根)ですが、さっと洗うって5分放置で、料理に使えることをあなたもご存じでしょうか?

本日は千切り大根の戻し方や活用法についてお話します。

乾物の中でも、千切り大根は洗ってすぐに食べられる。6カ月は日持ちする。

米を始め、野菜も高騰しています。家計の圧迫は仕方ないものですが、節約もしたい。

冷凍の野菜なども、冷凍庫の場所を占領しまします。

最近の地震や災害の報道から、備えなければと思うものの……

普段活用しないパウチなどの保存食品を置く場所が、我が家にはありません。

そんな時に乾物を活用すれば、保存が効き、普段の料理に活用できますね。

また、乾物と一緒に缶詰めも備えておくと、火がなくても料理が可能なものがあります。

例えば、切り干し大根は6カ月、塩昆布は6カ月~1年、鰹節は未開封なら2年です。

そして、乾物は水でなくても水分があると戻るので、缶詰の水分を使って戻せばビニール袋で調理完了できますね。

私は、普段から切り干し大根は水でさっと洗うだけですぐに絞り、ツナ缶の水煮タイプをそのまま投入して使っています。

また、炒り大豆は未開封なら1年ほど常温保存できるようです。

なので、災害時にも使えると考えています。

これなら、多めに常備して、使った分だけ補充すれば、備えの一つの助けになります。

また、我が家の場合は、備蓄すればするほど、子供が消費します。

水や缶詰(シーチキンは大丈夫)などがそうで、目につく場所に置いておくと、すぐ食べて消費してしまいます。

有事の備蓄はむずかしい!となってしまいます。

そんな感じなので、水は最低限で、乾物は多めに、缶詰はほどほどにとなってしまいます。

もしもライフラインが止まったら、我が家はきっと、3日間とも、ツナ缶と切り干し大根と炒り大豆がメイン食材になるかもしれません。

他の食材は、買ってもすぐ食べられてしまいますから……

何かあれば、塩昆布・鰹節で頑張るしかないようです。

あなたのおうちはどうですか?

その家の家族構成や人数や年齢によって、備えるべきものが変わると思います。

私は、各家庭で、出来る限りの備えをすれば良いのではと考えます。

千切り大根(切り干し大根)の戻し方、歴史

煮物やスープ→水洗いして汚れを落とす。そのまま鍋へ投入

サラダや漬物→水洗いして汚れを落とす。ザルに上げて5~10分

       放置したら絞って味付け

*好みで柔らかさを求めるなら水に10ほどつける。歯ごたえや風味栄養重視するなら、洗うだけで使用。

小さいお子さんや高齢者のいるお宅では、しっかり水に浸してやわらかめに仕上げた方が良いですね。

開封して残りがあれば、水洗い、好みで10分水に浸し、しぽってから冷凍すると、料理にそのまま使えます。

温度と湿気に弱いので、熱い時期は冷凍庫に保存するのもありです。

なお千切り大根(切り干し大根)の歴史を少しご紹介すると

「……千切り大根は関西以西の呼び名で、関東では「切り干し大根」でしられている。……

……江戸時代からの代表的な干し物で、……当時は尾張ものの愛知県産が主流だった。・・・…明治30年(1887年)ごろ、愛知県から宮崎県に移植され、同時に千切りの技術も伝えられた。……」

出典:農林水産省うちの郷土料理 千切り大根(切り干し大根)野間高漬け宮崎県 歴史・由来・関連行事より抜粋

2024年9月14日に利用

千切り大根(切り干し大根)のまだか漬け 宮崎県 | うちの郷土料理:農林水産省 (maff.go.jp)

現在では全国の千切り大根の生産が9割が宮崎県です。

宮崎の冬の冷たい風と強い日差しという風土が、美味しい千切り大根を作りに欠かせないのですね。

私の実家も作っていたので、その他にも全国的に生産されています。

また、こちらページには「まだか漬け」を実際に作ったときの感想を書いています。

: 千切り大根(切り干し大根)は、非常食にも活躍する?!自宅で切り干し大根も

毎日、ご飯のお供にしています。子どもの弁当にも!

淡白な冷ややっこに乗せて薬味的な食べ方も良いですよ。

生大根が余れば切って干して、切り干し大根に

生大根が余る場合は、細く切って、天日か日の当たる部屋の中にでも干せば、2日ほどで自家製の切り干し大根が作れます。

しかし、調べて見ると、特に加熱しなくても、薄くスライスしてざるに広げ、乾燥したら完成です。

ダイソーに「多用途ネット」という商品があるようです。

家庭菜園などで収穫があれば、沢山作って保存できますね。

10センチほどの大きさなら、特に大きなざるは必要ないかもです。

まとめ

切り干し大根は、江戸時代から作られ始めた保存食です。

特に野菜高騰などの時期には、安定した価格で手に入ります。

切り干し大根は、保存期間が長めで、煮物、サラダ、漬物、スープと幅広く使えます。

また、野菜の買い置きがない場合の一品になったり、多めに買い置きしておくことで、備蓄食材の一つになります。

栄養価的にも優秀な保存食で、不溶性食物繊維は、水溶性食物繊維(わかめ・こんぶ・ひじき)と一緒に取ると栄養バランスが良くなるようです。

収穫時期で手に入りやすい時期には、余れば、自家製切り干し大根にできて、無駄になりません。

あなたも、備蓄や料理に活用してみてください。

最後まで読んでいただき有難うございました。

おすすめの記事