50代から検診で引っかかる、食習慣の改善と体重減少で回復?!自己管理意識が今後も必要と感じる
50 代検診LDL

2023年11月13日⇋2024年10月30日

50代からLDLの値が高くなり、2022年に最高値になりました。

その後、食事に気を付けて、仕事を忙しくして自然に体重減少して正常な値になりました。

今回は、どうして下がったのかを振り返ります。

また、今後の健康管理について注意点。

これが、あなたのヒントになることがあれば幸いです。

1,私のコレステロールの

私が年一回の検診で、50代に入ってから悪玉(LDL)コレステロ

ールが上昇。2022年にLDL191/dlの最高値を記録しました。

(中性脂肪:TGは88でした)

その後、お薬は使わず、なぜか、2年でLDL115/dlに改善?

食生活改善を試み、仕事時間の増加と予想外の体重減少も関係したと思われます。

また、家族に心臓や脳に病気の既往があれば、生活習慣の見直し改善の為に継続的な自己管理が必要と感じています。

2、日常生活で気を付けたこと経過

検診のコメントに、

「高LDLコレステロール血症、治療(食事、運動を含む)を

必要とします。動物性脂肪、乳製品を減らし、大豆類を増やす。」

とありました。

悩んだ末に、私は、約2年間、上記の検診アドバイスに従い

生活改善取り組み<br>2022年度より

・牛乳→豆乳、魚を週2回は食べる。

・緑茶を毎日3杯飲む

・インスタント食品はなるだけ避ける。

・酸化した揚げ物の油を避ける

(総菜の唐揚げやコロッケなどは)購入しない。

・唐揚げやとんかつなどは電子レンジで加熱調理する

などを続けていました。

2023年に1年で多少の改善(LDL191→171/dl)がみられました。

2023年は経過観察となりましたが、基準値は超えているので

その後も食生活改善は続けました。

2024年(2年後)に、突然「正常値LDL115/dl」になりました。

2023年に、LDL 171 mg/dl とまだ高めだったので2024の検診で

健康診断の時、自費で追加検査「超悪玉コレステロールの検査」をしてみました。

結果は 「sd-LDLコレステロール19.9mg/dl」と正常値

一番の変化は「体重の減少した。1年で-4.7kg」です。

もともとBMIは、21と正常値でした。

特別なことはなく、上記のことを守って

その他はとても忙しい毎日を過ごしただけです。

歩行は、3000~5000歩/日です。

買い物は、出来る限り自転車を使用し車は使わない。

その他は特に運動はしていません。

3、検診結果を持参して受診するとどんな流れになる?

健康診断で要精密検査・要治療と指摘され外来で診察を受けると

・薬を処方して再度受診を勧められる。

・生活習慣の見直しをして、再度受診を勧められる。

そこで薬を始めるのも選択肢の一つですし、生活習慣を改善してみるのも一つの方法です。

早くから予防的に内服を始めて、動脈硬化を遅らせるという目的もあります。

動脈硬化は老化現象の一つで、確かに予防が必要かもしれません。

しかし、私自身は、もう少し検査を追加してから、治療を始めたいと個人的に考えます。

具体的な検査は、超悪玉コレステロールの血液検査と動脈のエコー検査です。

現状を把握してから治療を始めたいと考えています。

*超悪玉コレステロール(sdーLDL)が、正常値(34.9以下)です。

*頸動脈のエコー検査では血管の内膜から中膜の厚み(IMC)が1.0mm以下が正常、その他血管内の隆起(プラーク)がないか確認

実は、超悪玉コレステロールはLDLの一部でLDLのすべてが悪者ではないのです。

しかし、残念ながら、検診では「sd-LDL」の項目が今のところ含まれていません。

検査が可能なのかは検診案内やホームページで確認できました。

私は、検診の予約時に、電話で申し込みました。

また、コレステロールには悪玉(細胞膜の材料)・善玉(悪玉の運び出し屋)・中性脂肪(エネルギーの貯蔵)にもそれぞれの良い役割もあります。

しかしながら、身内で、高コレステロールで若くに心筋梗塞や狭心症を発症している私の場合は注意が必要です。

祖父が50代で心筋梗塞で亡くなり、叔母も若い時に狭心症を発症。

動脈硬化という状態は、自覚症状なく進みます。

「遺伝的な家族性高コレステロール」の場合は(私はまだ検査していませんが)若くても進行することがあります。

今後も再び上昇する場合は、改めて検査してみようと考えています。

4、色々な医師の考え方の違い

医師によって食事・運動などの生活習慣からの経過を見て、必要なら内服治療を始めることも多いです。

また、先生によっては、リスクがあるなら早めに予防で140以上から内服するという意見もあります。

(私の場合は、LDL171㎎/dlで経過観察になりました。)

一般的にコレステロールは、食事や運動と言われますが、女性は閉経後上昇したり、家族の中で、コレステロールが高い場合は注意が必要です。

確かに運動によって中性脂肪が減ったり、善玉コレステロールが

上昇したりするようです。

確かに2年前までは意識的に筋トレを週に1回は行っていたので、

その時の値の方がよかったと思います。(LDL136・TG59)

遺伝ならば、例え自覚がなくても、動脈硬化は進行するので、念のため、再度LDLコレステロールが上昇すれば、次回は、首の動脈のエコー検査と超悪玉コレステロールの検査が必要かもしれません。

正直に言うと、薬を飲み始めれば、定期的な診察や検査が必要になります。飲み始めたらずっと続けることになります。

とはいえ、今後の病気予防の事を考えれば、呑気なことも言えません。

何よりも、自分自身が結果を見て生活習慣などの改善は最低限必要なことだと感じています。

しかし、薬の内服は、出来れば必要な時に自分が納得をしてから最低限の量を飲みたいものです。

そのためには、かかりつけ医を見つけ、気軽に相談できる環境作りをすることが安心につながります。

5、今後の対応と必要な場合の検査

注目すべきはなのは特にLDLのなかでも問題となる、超悪玉コレステロール(酸化)と中性脂肪です。

超悪玉コレステロールや中性脂肪は、血管に沈着して血管を狭くしたり硬くしたり

します。

高いまま放置すれば、10~数10年かけて、血管硬くしたり血管が狭くなったりします。

いずれは心臓や脳全身の血管に不具合を起こして、病気の発症の可能性が高まるようです。


自覚症状のないまま進行します。もちろん血管の硬さは年齢を重ねれば誰でも起こりますので、老化現象の一つとも言えます。

今後の検診で、高い状態が続いたときは、首の動脈のエコー検査を検討する。

超悪玉コレステロールを調べる血液検査(2種類あり)をする。

6,今後の生活の課題

2023年にLDLが20下がっただけなので、その後も経過を見て、生活の改善が必要でした。

生活改善追加<br>2023年より

・お酒を減らす。果物や甘い飲み物は減らす。

(飲酒は週2~3日から週1日)

・糖質(麺類やパンを控える。

 できるだけ、雑穀(押し麦)を取り入れる。

・水溶性食物繊維を取る

 (水溶性食物繊維は乳酸菌の餌、免疫も上げコレステ 

  ロールにもよい影響がある)

 具体的には納豆やキムチなどを日常的に食べていた。


以前は毎日立ち仕事で買い物も自転車を利用しています。

2022年~2023年の生活改善の中で自分ができることを続けていきました。

また、女性の場合は閉経なども関連して、LDLが高くなる場合もある。

私自身は、食欲が低下したりで、ここ数年炭水化物を少なく食べていた記憶があり

ます。体重平均よりも下回りました。

確かに炭水化物の摂り過ぎは良くなが、逆に少なすぎてもバランスが悪くなる。

LDLは細胞の運び屋、HDLは掃除屋、TGはエネルギーの貯蔵なのです。

確かに、祖父母や父母の遺伝要素も影響は大きいです。

私の場合は、祖父の一人が、50代で心筋梗塞を発症しています。

例えば、家族がコレステロールが高い場合や、高血圧、心臓病や脳梗塞、糖尿病など両親が高いと、年齢とともに高くなる人もいらっしゃいます。

また、心臓や脳など病気が発症すれば、コレステロールの薬は必ず飲む必要があるのが現状です。

夫の両親が高血圧や糖尿病・高脂血症などがあるのですが、夫は高血圧・糖尿病・高脂血症に40代から健康診断に要精査で引っかかり、薬を内服開始して今に至るという感じです。

私自身も、祖父が心筋梗塞、叔母が狭心症。母が高脂血症で、遺伝的なことを考えると今後も注意して見守りたいと思います。

7、まとめ

今後、LDLが再度上昇すれば、頸部動脈の硬化や血管内の状態を確認する。

そのうえで、主治医と相談の上、生活改善や運動見直す。

それでも改善しなければ、薬の力を借りて、病気の予防をする。

薬を飲むことを決して否定しているわけではありません。

動脈硬化を老化現象の一つとして捉えるなら、早くから薬で下げて、予防するという考えもあります。

しかし、私は日常生活で自分の出来る努力をした上で、必要な検査と最低限の薬で、病気の発症を予防できることが目標です。

生活改善は、毎日の生活で無理なく続けられることを取り入れ、自分でも健康管理することが大切だと感じます。

それが、全身の血管を守り、将来的に健康寿命を延ばす近道かもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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