
こんにちは、とびおば管理人です。
今回は、子のギリギリ就活のお話をしますね。
今春、2番目が新社会人になり、独り暮らしを始めたのですが、それはもうドタバタでしたね。
就職活動も卒業前3か月未満、しかも就職先は数百キロ離れた場所。
よく、入社式の1週間前に引っ越しができたと振り返ります。
また、3番目の受験期間と重なりました。
おそらく、前年度(3年生)までに就活行動をしていれば、このようなドタバタにはならなかったでしょう。
しかし、本人は、スイッチが入るまでは全く活動しないまま(冬眠の熊?)
でも、スイッチが入れば、導火線に火が付いたように、ものすごいスピードで突っ走りました。(導火線着火から爆発までが速い!)
それに付き合った母は、ハードスケジュールでかなり無理やり感満載でヘロヘロ~ぐったり。
今年の春は、桜吹雪と寒暖差と子供の移動で、春の嵐が吹き荒れました。
結果として就職先は本人にとって不本意な条件ながらも、就職、住居、引っ越し業者が決まり手伝いをして入社式に間に合わせ移住完了。
新生活始めたアクシデントも記事にしています。
[新社会人]新生活で子が、まさかのアクシデント、洗礼なのか!: 卒業3か月未満で、ギリギリ就活始めた子、独り暮らしまで改めて、当時を振り返り、感じたことや思いをつづりました。
就活って、大体3年生までに始めること多い?我が家の場合は・・・
1人目は就活失敗、失敗後4年目になる現在も、単発派遣フリーター。
2人目(以後 ギリ子と短縮します)は大学1・2年で就職先を調べていたやる気MAXの時もあった。
当時の学校の就活担当者から「3年生になってから、また話すね。」と言われ。
それをきっかけに、意欲を失いそれっきり活動を辞めていた。
そんなことを知らない親は、「なんで就活しないの?なぜ?」と心配して本人に聞くばかり
その後3年で、親が就活を訪ねると「やるから言わないで」の一点張り。(まずいなこれはと思いつつ時間経過する)
4年の卒業まであと3か月のころ、中学同級生の友人と卒業旅行を2月に計画。(あれれ??)
もちろん、就職は決まっていない。卒業旅行はすぐに決まりました。しかも、卒業制作合間を縫って。
そして、冬休みに、大学から1通の手紙が届く。
それは就職が決定していない人に対するアンケート調査だった。
その後、調査書を送り返してから、1か所のエージェントと連絡を取りはじめ(急に導火線に着火?)
「○○地域に就職する」と言い始めた。
今どきの面接はzoomで行うことが多いが、一社だけは現地に面接を設定される。
zoom面接で印象的だったのは、上半身はジャケットとシャツのリクルートスーツ
しかし、下半身はパジャマのズボン!といういで立ち。なんかちぐはぐな印象。
3社は内定をもらうが、本人は仕事内容や条件に納得できず。(後で聞いたら正社員ではなかったようだ)
一旦会社を決めて書類を郵送している間にも、来年度(2026年度卒)の募集をしている会社に問い合わせて面接を受けていた。
しかし結局は、正規雇用とまでは至らなかった。
何よりも本人が悔しがっていたのが、もう募集は来年度の卒業生しか門徒が開かれていないことだった。
人知れず一人で涙を流し後悔していたようだ。
母からすると、過ぎたことは仕方がない。もっと強く本人に話すべきだったと後悔する部分もある。しかし、子供をコントロールすることはできない。切ないが、これも経験だと思うしかない。
本人は、現実を受け止め
”一旦内定をもらった会社に就職して再度正社員を探す” という方向となった。
本当は、今まで、高校や大学で学んだことを生かして、デザイン関係の仕事に就きたいようだった。
それもそのはず、高校から写真や動画の勉強をしていたからだった。
就職を決めたものの、周りの友人たちは近隣での就職先の為、少し不安を感じて、「本当にこれでいいのだろうか?」と自問自答していた。
母は反対に、近隣に就職してその後遠方に移動する人のほうが少ないのではないかと感じた。
確かに親元近くなら精神的・物理的な負担も少なく安心して働けるだろう。
しかし、本人が言い出した事なので最初の判断がきっと正しいのかもしれない。
「”やらないで後悔するよりやって後悔したほうが良い。いつでもこちらに戻ることはできる”」と話した。
両親ともに就職は親元から離れた場所だったので、親からすれば、特に珍しいことではない。ましてや転勤族で子供のころから色々な場所で生活する環境だった子。
きっと、親元近くでなくても何とか適応するだろう。
もともと、生まれは就職した地域だったから当人には第一の故郷になる。
さて、就職は決まったが新生活には何かと費用が掛かり、準備選択の連続
ギリ子が主体で、賃貸物件を探した。
引っ越し業者を探したがうまく見つからず、親にも手伝いを要請してきた。
大手の引っ越し見積サイトやアプリを使っての個人業者の引っ越しも当たってみた。
塾の資料検索サイトと同じように有名な大手の引っ越し業者も見積もりをかけると、メールを送って1分くらいで電話が鳴り始める。結局は、7~8件の電話が鳴り続けた。
繁忙期なので大手は通常期の2~3倍の費用が見積額だった。大手は予算オーバーで断った。
そのうちの1社からは「時期を2週間ずらせば予算の範囲でできます」と提案された。
結局は、もう1件「依頼者とプロをつなぐマッチングサービス」を利用。個人業者の見積もりをかけた。
多少は割高だが、軽トラック型の車を使用する個人引っ越し業者に依頼。引っ越し9日前に決定。
引っ越しの荷出しまでの梱包もギリギリになり、親も徹夜で手伝って何とか間に合った。
近くの独り暮らし引っ越しでも予算はかかるが、遠方のこともあり、予想以上だった。
卒業旅行から、引っ越しや給料が出るまですべて親の負担になる。
大学の学費を納めるのに必死だったが、就職した場合は、本人がアルバイトして貯蓄などなければ、親の全負担になる。
そこまで考えが及ばなかった。3人目の就職の時はあらかじめ準備をしておきたい。
また、住居や家電家具などの準備から、ガス電気会社の選択、持参するもの準備が必要なものまでたくさんの手間暇がかかる。選択と手続きの連続だった。
家具や寝具や家電はもちろん、店舗でもホームセンターや電気店で親子ずれと沢山すれ違った。皆一斉に移動の春だから品切れも仕方がない状況だった。
友人に聞いた話だが、やはり、子供が就職するときに2日ほどついていき手伝ったようだった。
とにかく忙しく、せっかく遠くまで足を運んだが、少しも観光する時間もなかった様子だった。
私も右に同じ。本当に毎日かたずけと買い物に終われた。
まとめ・考察
今回の子供の変化にまず、驚いた。静→動の変化が極端すぎるくらいだったから。
まるで、湖から突然川の激流下りの気分だった。ハラハラ、ドキドキ、大丈夫か?の繰り返しだった。
このまま1人目の様に、家に居つくのか?と考えたくないイメージしていた私自身が想像しない変化。
うれしい悲鳴の反面予想外の支出。
子供の就職で新生活は、ある程度の支出は予想していたが、思った以上に費用がかる。
時間もなかったので賃貸は、シェアハウスを進めてみたが、本人は断固反対。
家賃補助がなくてもアパートで独り暮らしを決めた。
無期雇用という形態で、ボーナス??、研修中の給与は全く皆無だ。
志が高い?子の前向きな姿勢は良いが、まさに行き当たりばったりで、本人は納得できていない。
子のやる気は、たくましくもあり、心配もあり複雑な心境だった。
子を心配するのが親の仕事なら、そうなのかもしれないな~とふと思った。
きっと自分の親も私を送り出すときにそう思っていたのかもしれない。
これは親にならなければ感じられない心情だ。
ましてや、今後も転職を考えて仕事をしていく予定。川の流れを逆流するような印象だ。
きっと、姉の姿を見てきたので、自分は就活失敗なんてなりたくない!という意地の気持ちが強かったのかもしれない。
とりあえず、引っ越し後数日手伝いをして生活できる状態まで手伝った。
こんな展開になるとは、思いもよらなかったが、子供の人生だ。親は応援するしかない。
春の嵐が吹き荒れた今回の就活は、きっと後に振り返ると笑い話になるのだろうと空を見上げる。
「今年は花見する暇がなかったなあ~」と、散った花びらを眺めたこの頃。
最後まで読んでいただきありがとうございました。