数年悩んだ末、退職しました。
皆さんは退職した後も、職場の人とお付き合いを続けますか?
私は、自ら積極的には交流しない性格です。
相手から、今後もお付き合いをと声をかけられれば、本来喜ぶ場面ですが、正直悩みました。
なぜか?・・・自分が相手に合わせる関係だったからです。
他人軸だった為、自分の本音に気づけず行き詰まった状態になっていました。
要は、人との心の適切な距離感が保たれていなかった。
今回は人間関係の距離感について、どうすれば無理なくお付き合いできるかをシェアします。
今までの職場の人間関係、悩みと自身の態度の問題点
これまで、職場の方に食事等に誘われたら必ず行きました。
皆さんは、職場の人と仕事以外のお付き合いどうしていますか?
程よい距離感で過ごせていますか?
もちろん、無理なく、より良い交流ができるなら本当に理想的です。
問題は、無理に相手に合わせる状態です。
私は、職場でお世話になっているからと、無理にお付き合いする場面もありました。
そんな行動が、後々自分の本音とのギャップに苦しむことになります。
本音を言えば、休日は自分の時間が欲しいと感じる時もありました。
しかし、人の希望にこたえると、感謝してくれる?と思い込み
自分は役に立ってると自己肯定感が少し潤うような感覚になり、断らないのが当たり前になっていきました。
人に必要とされることに価値を見出していたのかもしれません。
しかし、これが、断れないの繰り返しが続いていきます。
さらに、周りからも、要望が次々と出てきました。
「勤務を取ってほしい」や「この曜日は働けない」スタッフ同士の相性の問題で交代できない。
などなど、気づけば様々な人の希望に応じて勤務交代していました。
自分の都合もあるので、断っても良かったはずです。
相手が困っているという理由で、私は、予約していた歯科や美容院など、変更できるものはすべて変更していました。
全くの同じ条件のパート社員同士の出来事です。
明らかに自分が主張していないことも原因の一つだっと思います。
だんだん、時間経過と共に辛い気持ちになりました。
他の人が自己主張することに対して羨ましい気持ちがあったことは否定しません。
正直に主張できる人が本当に羨ましかったのです。
本心から人の役に立ちたいと思うなら、そんな不満は起こらないはず、偽善的な行動(摩擦を避け良い人を演じる)なのかもしれません。
自分の正直な気持ちに耳を傾けずに行動した結果だったのでは?
退職についてもそうで、周りを考えて、辞めれないとなりました。
法的に考えれば、退職1カ月前に告げれば、退職できるはずです。
でも、その時には気づけない。
今回の人間関係での一番の気づきは、年功序列を気にして
「~すべき」という姿勢で、自分の気持ちを無視して相手に合わせる必要はなかったのではという事でした。
人の要望に応えることを中心にしていました。(他人軸)
その結果、自分の意見を言う人の要望に応え、自分の意見を無視したため無理をして苦しむ。
それ以前に主張しない自分が一番問題だった。
特に、人に強く言われると弱い自分が顔を出す。それが私の癖で、過去からの課題だと感じている。
もう少して、辞めるからそれまで頑張ろう(安易に逃げる)
と下手な頑張り状態を続けていたことも問題だった。
一番大切なことは、相手だけでなく自分も犠牲にしない事。
できる範囲内で交代して、無理すればできると思うとき、決して無理をしない事。
正直に話して、人の評価ばかりにとらわれない事でした。
それで嫌われても仕方がないと思う勇気が必要だった。人に相談されるとき、気づき
まとめ
人を通して、職場の人間関係で学んだことは、他社貢献するにも、自己犠牲は問題があるという事だ。
自分の意見が正しいと思ったりする。
しかし、他の人との意見と価値観は必ずしも一致しない。
その人の意見も、他の人の意見も考え方が違うだけでどっちも正解である。
また、無理なく付き合うには、嫌でも自分の考えや主張をしなければならない時がある。
自己主張のない場合は、意見のないものとして通り過ぎてしまう。
当たり前だが、自分の心の小さな声は自分にしか分からない。
まずは、自分の本音を聞くことが必要だったと思う。
自己犠牲は結果的に他者貢献にはならないことを理解した
相手を信頼して、自他ともに尊重しなければ職場の人間関係は長くは続かない。
そして、人間関係で何よりも大切なことは、距離感だった。
近すぎても、遠すぎても偏った人間関係になりやすい。
どちらも人間関係に平等な感じがしないのは私私だけでしょうあk
断るべき時は、断り、距離を詰めてくる人には、適度なスペースが必要だ。
人それぞれパーソナルスペースは存在するので、あまりに近距離すぎると息切れを起こす。
無理せずに付き合えるほどほどの距離が長く疲弊せずに続けられ状況になる。
特に、「~あるべき」と人から言われるときには注意が必要だ。あるべきには過去の価値観がかなり強い印象をもつ。
そんな時は、反対意見も述べてみた方が良いかもしれない。
人それぞれの価値観の違いは、多種多様の今の時代に合わせていく必要がある。
最後まで読んでいただき有難うございました。