推し活・成人した子供、趣味なら生活に潤いのはずが?親から見た疑問?

子供たち(成人前後)は、それぞれ、好きなアニメ、好きなゲーム、好きな「推し活」があります。

「推し活」をやったことがない親は、推しの醍醐味や効果を実感できていません。

しかし、のめりこめるほど好きなものがあることは羨ましい所。

一般的に推しは、生活のエネルギ―補給になる様ですね。

適度に趣味として続ける範囲ならば、とても充実した日々が過ごせると考えます。

逆に情熱的にのめりこみ過ぎたら、予想以上の出費となり生活を圧迫する可能性も否定できません。

これは、推しだけに限らず、お買い物だって、他の趣味でもあることです。

また、今では、物の購入もネットで簡単に注文できてしまいます。本当に便利!

後払いが簡単に、出来る便利さが、メリットです。しかし、生活費の管理が苦手な人にとっては生活に影響あるかもしれません。

親世代は、現金が当たり前でしたが、今では多種多様で電子決済が多々あります。

逆に子供世代は電子のお金の管理も必要不可欠です。

後払いは便利ですが、計画的な利用と支払い滞れば趣味の域を超えて社会生活がままならなくなります。。

今日は趣味とお財布と心の状態がどうリンクしているのか子供を通して考えてみます。

推し活の良さ?正しく推し活すればずっと続けて行けるのだが・・・・・・部屋に物が溢れる。

結論を先に話すと、子供は趣味が加速して、経済的に社会生活に支障が起こりました。

私の学生時代の友人二人は、韓国の芸能人の推しの活動をしています。

50代ですが、自分で働いたお金で、コンサートに行ったり、グッズを買って、楽しんでいます。

推し活のお陰か、見た目よりも若く見えて、生き生きしているような印象。

夢中になるものがあると、恋愛のようにワクワクするのでしょうか?

一方、子供は、自分でアルバイトしたお金で、過去にアニメグッズを大量に買っていました。

数年前までは、「推しに活力を感じているのだな」と感じていました。

そのうち、みるみる部屋にグッズが溢れかえって、部屋の整理整頓ができない状況になりました。

部屋の乱れは心の乱れなのでしょうか?

たくさんのフィギアを積み上げ、大量の缶バッチ、大量のアクリルホルダ―、ファイル50枚以上、マスコットぬいぐるみ数十個、そのうち、買い物しても、箱や袋に入ったまま、開けずに放置。

本人になぜそうするのか聞いてみると「後でやろう」になって、そのままになっている様子。 

そのうち、キャラクターコラボした入浴剤や化粧品、お菓子、カフェ、皿やスプーン、クッションや、洋服まで、Tシャツは新品だけでも30枚くらい。

ただし、「推し活」の活動自体を楽しんでいるだけなら問題ありません。

いつからか、推し活の買い物したものを、そのまま開けずに放置して、支払いに追われているように感じました。

しかも、買い物した荷物が、連日のように宅配で届くのです。

もはや、クローゼットに服が入りません。

服も、購入した年には全く着用せず、コートも色違いの同じデザインを買って、一着しか着ていない。

アニメのキャラクターの衣装も購入。

バックも小さいものから大きなものまで、使いきれないほどの購入。タグが付いたままの状態も多数。

本人に気持ちを確認すると「夢中になり過ぎて入りこんでいた」

と感想を述べます。

そういう問題ではなく、 完全にクローゼットも本棚も床も壁もいっぱいいっぱいで入りきらない。

親から見ると、夢中になって楽しんでいるというよりも、買い物自体でストレス解消をしているように感じました。

買い物で心が埋まるのでしょうか?疑問です。買い物した時の高揚感でアドレナリンは出るのでしょうが。

疑問は

購入したものを未開封で放置、その上に新しく購入した未開封の箱や袋が積みあがっている状態だからです。

推し活は、買ったものを眺めて楽しむものだと思っていましたが、その行動はなく買い物のみ。

眺めるとか大切に場所を作って整理したり。置き場所作って、自分のお気に入りを飾るものではないでしょうか?床に散乱しているのは一つ一つのグッズを大切にしているようには思えません。

健全な推し活とは何か?本当に推し活なのか?考えさせられる。

親から見ると、買ったものの管理ができていない。買ったものを放置する様子から買い物依存をかなり疑います。

自分で生活に支障が出るまで買い物に没頭し、それを返済するためにアルバイトに没頭しているようになりました。

この状態が続き、推しを楽しむ様子がなくなって、社会生活に悪影響が見えるようになりました。

健全な推し活だとは全く感じません。

そんなことから、生活に支障をきたした時点で、親の干渉が入るようになりました。

お金の管理とグッズや服・雑貨の整理ができない。

後払いの支払いはがきがちらほら見かけるようになる。

支払いを聞いても、「大丈夫」の一言。

しかし、実際には不十分な対応でした。

親世代に比べると、買い物の支払い方法も便利になり、多岐にわたります。

本来は、自分の収入を管理して、必要量を確保したのち、趣味に使える金額を決めて管理するという事は、最低限必要な金銭管理です。

それも、自分のアルバイトの管理だけですが、それすらできていない。

学生の時の奨学金も滞納していた。

家に一切お金を入れることもなく、自分のアルバイト代は、自分の飲食や大量の購入にすべて当てる。

本人を理解して、話し合う環境を作る。

子供は、発達障害とは診断されていないが、グレーゾーンだった。

いじめられても話さないタイプ。トラブルがあっても、黙っている。

今回は、自分でネットを通じて専門家に相談していた様子だった。

しかし、その支払いの約束も、結果的に果たせていなかった。

結局支払いを滞納することを繰り返していた様子。

その後、他の専門家に相談、結局は国の救済措置をお願いすることになる。

今ではグッズは後払いできないので、買い物は治まっている。

しかし、部屋の整理整頓や支払いに追われているのは変わらない。

まとめ

専門学校卒業から就活を積極的にはしていない。卒業から4年目

子供の心の成長もさることながら、社会に適応する力が弱すぎて、いまだに独り立ちする様子もなく過ごしている。

本人からすると、高校で無理に転校させられてから、病んでいるという理由のようだ。

確かに、その要因は親にもあるかもしれない。

しかし、その頃のままで、いつまでも自分の人生を生きないというのはまた別問題のように感じる。

親としては、あと1年をめどに、自宅から出てもらうのが目標だ。

フリーターでも自立してもらう予定だ。

フリーターでも自立して生活している人はいる、買い物に全財産投入して、自分のメンタルの問題だと説明されても、言い訳にしか聞こえない。

おそらく、過去の問題に責任にすることによって、自分のこころろと向き合うことを拒んでいるようにも見える。

もしも今の部屋が整理整頓すれば、物一つ一つを向き合い、自分の心と向き合うことになるので、出来れば早めに取り組みたい。

最近、バイトに明け暮れているので、今後は本人と話し合いを進めていきたい。

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